寒く澄んだ空に美しく広がる新作花火

長野市最大の花火大会

百年以上の歴史を誇る冬の花火大会「えびす講花火大会」。

毎年長野駅前にほど近い千曲川にて、勤労感謝の日に行われます。

11月になればもう雪も舞う長野市。息も白い冷たく澄んだ空気の中、新作花火が1万発以上あがります。

夏よりも花火が綺麗に見えると評判で来場者数は毎年40万人越えです。冬の花火大会では最も有名なえびす講の攻略方法についてお伝え致します!

えびす講花火大会の基本情報

えびす講花火大会とは、その名の通り、えびす講のイベントの中で最終日に行われる花火大会です。

日時は11月23日(勤労感謝の日)が毎年固定です。

前日の22日まで、善光寺のふもと中央通りで、えびす講市が行われ、熊手などが販売されます。

花火大会の場所は長野駅東口から徒歩20分のところにある千曲川沿いの岸辺で、18時から20時までの二時間行われ、長野県の地元企業の協賛のもと、大スターマインやミュージックスターマインなど、1万発以上の打ち上げを行います。

有料観覧席が100席、スポンサー観覧席が100席、その他は無料で場所を取ることができます。

広い川沿いの土手で観覧になるので、有料席にせずとも、さまざまな場所から花火を眺めることができます。有料観覧席付近には100店以上の屋台が立ち並び、お祭りムードも味わえます。

えびす講花火大会の駐車場は?

そんな花火大会ですが、アクセス方法として車で行く方法があります。

特に、場所取りをする場合は車が多いですが、当然ながら大渋滞を起こします。

車で行けば車の中で花火の一部始終を見ることになりますよ。

長野駅から歩けない距離ではないので歩くことが一番オススメですが、長野駅と日赤病院(打ち上げ場所から徒歩3分)の間を往復シャトルバスが走っています。

17時頃からと、花火が終わった20時頃は、かなりの頻度と台数で運行していますので、そちらの利用が安心です。

また、屋台などに興味がなく、ゆっくり花火を鑑賞したい場合は、車で長野大橋の近くにあるショップや、丹波島橋付近のショップの駐車場でしっかり見ることができるのでそれでも良いでしょう。

長野駅東口から会場までの道のりにも、たくさんの屋台が出店しています。

こちらの屋台は敵屋のものではなく、近所の居酒屋さんなどが多いので、ワンカップ片手にホクホクのおでんを食べながら向かうのも悪くないですね!

えびす講花火大会 炬燵で鍋をしながら見上げる花火

えびす講花火大会の一番の風物詩は、土手の原っぱに練炭炬燵を設置して、鍋をしながら花火鑑賞をする姿です。

実はこれ、全国でも長野のこの花火大会くらいしかありえない光景です。

なぜなら、大抵の花火大会会場は公園の場合が多く、火気厳禁ですので、炬燵はおろか、ガスコンロすら使用禁止です。

しかし、えびす講花火大会は100年以上の歴史を誇り、この週間がもはや一つの文化と化しているので、許されているのです。

当然、極寒ということもありますが。。

長野市民のあいだでは、この花火大会の日に初雪が降ると言われるほど、この日は例年気温より下回ることが多いです。

たくさん出店する土手の屋台も、トン汁、シュウマイ、ケバブ、コーンスープなど、夏の屋台ではなかなかお目にかかれない、暖かくて美味しい食べ物が目白押しです。

お酒もビールではなくワンカップの熱燗が売られています。冬のお祭りならではの暖かさを経験できますよ!

まとめ

以上、珍しい冬の花火大会「えびす講」についてお伝えしました。

長野市のお祭り、花火大会では最も有名な花火大会です。なんでも、日本で一番最初に新作花火が発表される大会だそうです。

そんな花火大会で、「私も鍋を囲んで鑑賞したい!」と思う方はぜひ、16時までに場所取りすることをお勧めします。

田舎のお祭りですが、びっくりするくらい県内外から人が押し寄せます。計画的に「えびす講」を楽しんでくださいね♪