四季折々の花に囲まれた久留米市民の憩いの場、石橋文化センター

ここは、久留米市のシンボルとも言える文化施設です。

久留米に生まれてブリヂストンを創設した、石橋正二郎氏が
寄贈した施設なんです。

広々とした敷地には、四季折々の花が楽しめる庭、楽水亭というカフェ、
特産物が買える売店、美術館、文化ホール、市立図書館などがあります。

また、1年を通して、バラや桜など花にちなんだイベントが開催されています。
老若男女問わず、長年愛され続けている場所です。

石橋文化センターへのアクセスと利用時間

JR久留米、または西鉄久留米駅から「文化センター」行きのバスが出ています。

JR久留米駅からだと20分ほど、西鉄久留米駅からだと、混んでなければ
5分ほどで着きます。西鉄久留米駅からは徒歩でも15分ほどなので、
市内散策がてら歩いて行くのもお薦めです。

自家用車だと、久留米ICチェンジから15分ほどです。

駐車場は基本有料で、2時間200円です。都会ほどは高くないかと思います。

駐車場は敷地内と、道をはさんだ所にもう1か所あります。

ただし、市立図書館を利用する場合は、無料駐車場があります。

開館時間は9:00~17:00で、休園日は、月曜日(祝日、振替休日の場合は開館)と
年末年始です。そして入園料は無料という、太っ腹な施設です。

文化センターを満喫できるお薦めの時期

通年、憩いの場、癒しの場として楽しめる文化センターですが、
特に、イベントがある時期は、とても賑わいます。

どんなイベントがあるかというと、SAKURAまつり、春と秋のバラフェア、
あじさい・はなしょうぶまつり、つばきまつり、梅まつり などです。

そうなんです!これだけの花が石橋文化センター内にはあるんですよ。
その中でも、私のお気に入りはSAKURAまつりと、春のバラフェアです。

3月下旬には、園内の150本の桜が咲き誇り、お花見に持ってこいの場所です。

また5月のバラの時期は、ヨーロッパのお城に来たかのように華やかで、
メルヘンの世界にいるような気分になります。そして園内では、
コンサートなどのイベントや、楽水亭では、花をモチーフにしたメニューも楽しめますよ。

石橋文化センターでは、ここもお忘れなく!久留米市美術館

石橋文化センター内には、ひときわ目立つ2つの建物があります。

正面入り口すぐ横にあるのが、市立図書館。そして正面奥が美術館です。

長年にわたり石橋美術館と言っていました。しかし、運営が石橋財団から
久留米市に移されて2016年10月から、この名前になりました。

子どもの頃から訪れていた私には、ちょっとまだ違和感がありますが、
素晴らしい美術館には変わりありません。

久留米市には、青木繁や坂本繁二郎といった洋画家が誕生しました。

そんな地元九州の画家の作品から、西洋の作品まで多岐にわたる展示が
見られます。入館料が必要ですが、料金は、その展示内容によって異なります。

 石橋美術館にも数えきれないほど来ましたが、正直、絵画には疎い私です。

しかし、そんな私が、何時間でも見ていられる絵がこの美術館にはあるんです。

それは、館内の窓際に椅子が用意されたところがあります。

なんと!そこに座ると、外の美しい庭園を一望出来るんです。

まるで巨大な絵画を見ているかのような気分になります。

この絵画は、四季折々に変化するので、何度見に来ても飽きません。

まとめ

私は幼少の頃、石橋文化センターにある日本庭園の鯉にお麩を
あげるのが好きで、よく母に連れて来てもらってました。

そんな私にも子どもができ、この前母がしてくれたように、
わが子と一緒に行き、お麩をあげました。そんなありふれた
日常から、結婚式の前撮りをしにいらっしゃる方まで、
身近な場所ながら特別な思い出ができる場所、それが石橋文化センターです。

ぜひ、あなたも思い出を作りにいらしてはいかがですか?