東北6県といえば夏まつりが盛んです。
しかし、東北だからこそ、冬にも素敵なイベントがあります。
仙台の欅(けやき)並木がキラキラと輝く「光のページェント」です。
仙台の中心部、定禅寺通り(東二番丁通り~市民会館前)に杜の都仙台の代表的な樹木である欅並木が約700m植えられています。
この欅並木に約60万個のLED電球を巻き付けて、冬の街をキラキラに変えるのです。
光のページェント会場は仙台の中心部
ページェント会場は、仙台駅から徒歩20分程度。
市バス、地下鉄を利用する場合は、仙台駅から5駅程度で着くので、アクセスも良いですね。
仙台駅前のパルコ前の歩道を渡り、仙台の街(アーケード街)を散策して歩いていくのも楽しいです。
アーケード街にはお店もたくさんあります。
ショッピングやカフェでちょっと休憩するのもおすすめです。
アーケードは雨や雪も気にならず歩けるので時間に余裕があれば、歩いてみてください。
そうして、散策していると勾当台公園の一角に突如として現れるシンボルツリー。
煌めくページェントに思わず、「ワ~!」と歓声をあげてしまうこと間違いありません。
仙台在住者、県外や海外からの観光客も、この輝きに心奪われてしまいます。
仙台は“杜の都”とも言われ、その代表樹木が欅です。会場中心となる定禅寺通りは初秋にはジャズフェスティバルも行われ、市民の憩いの場所のひとつでもある場所です。
近隣の市民広場や西公園近くまで続くページェントは見ごたえがあり、20分位かけてゆっくり歩いて見てください。市民広場には出店やアイスリンクなども設置されます。
光のページェント、開催スケジュール
仙台光のページェントが市民ボランティアによって始められ、今では実行委員が管理するほど、全国的にも有名なイベントになりました。
開催日程は、2018年12月7日(金)から31日(月)までとなっています。
点灯式は、仙台メディアテーク前で、17:10~17:30まで。式典後点灯されます。
点灯後に、3回程光を一度消して再び点灯させる(スターライト・ウインク)が18:00、19:00、20:00に見ることができます。
瞬く光が見る人々を幻想的な世界へと連れていってくれるのです。
23日頃にはサンタクロースや、トナカイに仮装した多くの市民が欅並木の下を歩く、サンタパレードが開催されます。
子供たちはもちろん、サンタクロースに仮装した大人も楽しんでパレードをします。
全国的にも有名になっていますが、毎年250万人程の人出もあり、60万個ともいわれている電球をLED電球に替え環境にも配慮したイベントになっていることもお伝えします。
そして、この光の中にひとつだけピンクに輝く光が隠れているそうです。それを見つけると幸せになれるそうです。
光のページェント、おすすめポイント
仙台の冬の風物詩となった『光のページェント』。
定禅寺通りの欅を中心にライトアップされています。
その他市民広場の大きな樹木にも、毎年試行を凝らした作品が光り、その大木が風に揺らぎ輝きます。
近隣のビルの窓ガラスには照明があたり、サンタクロースが浮かび上がるなど、また違った角度からも楽しむことができます。
イベント期間はクリスマスシーズンでもあり、駅前の商業ビルもビル全体がスクリーンのようになって楽しませてくれます。
ページェントの期間中は定禅寺通り界隈のパーキングは込み合う可能性があります。
バス、地下鉄の公共交通機関を利用して、渋滞に巻き込まれないようにしたいものです。
街の中心部でもあり、ゆっくり見学した後には、ディナーを楽しんでみませんか?
外はやはり冷えるものです。冷えた体は温かい食事で癒しましょう。
「国分町」という有名な飲食街が定禅寺通り沿いにあり、和・洋・中・イタリアン等々、食事もアルコールも揃っていて、目だけでなく、お腹もきっと満たされます。忘年会シーズンでもあるので、ディナーの会場も予約することをおすすめします。
まとめ
ページェント開催時期の仙台は、まだ雪の少ない時期で夜のお出かけもいいものです。
また、雪が降れば雪の舞い散るページェントもまた趣きがあります。
年に一度の冬のイベントを是非楽しんで見てください。
そして、心とお腹を満たし、素敵な冬の思い出を作って欲しいと思います。
多くの市民、観光客がいてのイベントです。これからも冬の仙台イコール、『光のページェント』として長く愛されることを祈っています。